終身雇用の時代が終わった、と言われ始めて久しい昨今。
自分に合わない会社なら、転職しようという風潮が当たり前になっきてました。
さらには、2020年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、オリンピックが中止になるまでに発展。
企業が大打撃を受け、「雇われていれば安定」という常識も覆った年でした。
そこで、今回は私の体験談をお話ししてみたいと思います。
正社員を辞めて、実際やってみてどうなのか、ブロガーになった理由や経緯、妻の反応といったところを、記事にしました。(略歴などはプロフィールに載せていますので、そちらも良ければご覧ください)
これから、雇われずに自らの手で稼ぐぞ、という方や、そうなりたいけど実際は辞められないよね、という方に向けて、不安の答え合わせや、シュミレーションをしてもらえたらと思います。
実際に会社員を辞めてみて
結論としては、辞めて良かったです。本当に。
生まれて初めて、人生に自由を感じました。その最大のメリットはこちら↓
好きな時間に起きて、やりたいことを自由にやることができます。誰かへの報告義務もないですし、期限もありません。ゲーム、読書、散歩、筋トレ、何でも好きな時間に好きなだけ楽しめます。
そんなことは、想像できる。
気になるのはデメリットだ!という声が聞こえてきますね。
では、最大のデメリットをどうぞ↓
当たり前のことですが、寝ていたり何もしなければ、お金の種すら生まれません。
ブログは、書くだけではお金は入りませんので、稼ぐための準備も必要です。
一概には言えませんが、誤解を恐れずに言うと、サラリーマンはサボっていても、トイレにこもっていても一定の給料は貰えたりします。
ブログサイト開設といっても、文章の書き方を学ぶ、ネタ探し、コンセプト決め、アフィリエイト関連の勉強と手続き・・・等々、やることは山積みです。
辞めようと思った理由
理由は単純でした。全部で4つです。↓
①会社の方針と持論が合わず、意見を述べたが通らなかった
②嫌いな人にも人間関係維持のために、我慢して上手くやっていかないといけなかった(役職があったので余計に)
③在宅ワークを経験し、自分で稼いでいきたいと思った
④勤務条件や福利厚生が整っていることと、同じ会社に長く勤められることはイコールではないと悟った
社長に直談判!
うまくいくわけないですよね、社長も何百人もの社員の人生を背負ってますから。
簡単に「ハイそうですか」と決めるわけはありません。
自分としては、会社にとっても顧客にとっても、良い方向に進むために!って意見したんですけどね。
現場にある風潮を思いっきり伝えて、問題点と解決策を提示、
「ドヤっ!」
・・・通りませんでしたね、普通に。
これが1つ目の理由、「会社の方針と持論が合わず、意見を述べたが通らなかった」でした。
昔(20代のころ)は、怖いものがなかったんです。
だってダメなら辞めれば良かったから。若いし就職先にも困らない。
上司も部下も先輩も後輩も関係なく、言いたいことをバンバン言ってよく喧嘩になりました。
ある意味、ノーストレス状態。
ところが、30代を超えてからの転職で考え方が変わりました。35歳が再就職のリミットだ、サラリーマンは淡々とこなさないと将来が見込めなくなる・・・などなど、焦りが見えてから自分を抑えるようになりました。そこから我慢の日々がスタートです。
これが2つ目の理由、「嫌いな人にも人間関係維持のために、我慢して上手くやっていかないといけない」でした。
2020年の緊急事態宣言発令時、人生で初めての在宅ワークを経験しました。
「正社員は安心」の時代は終わったと感じ、自分でやらないとヤバいんじゃないかとも思いました。同時に自分で稼ぐってどうやるんだ?と本を読み始めたのが良いきっかけになりました。
これが3つ目の理由、「在宅ワークを経験し、自分で稼いでいきたいと思った」でした。
直前まで勤めていた会社は、福利厚生もしっかりしていましたし、休みも年間で125日以上あり、いわゆるホワイト企業。かつて勤めてきたブラック企業とは正反対の、真っ当な会社でした。
入社前は、条件(福利厚生や勤務条件)さえしっかりしていれば、続けられると思っていた
この考えが、そもそも甘かったんですよね。
「雇われるということは、縛られるということ」
サラリーマンなんて、そんなもんですよね。どこで働いたって同じ。上司に相談したところで、「仕方ないよね」しか返ってきません。
これが4つ目の理由、「勤務条件や福利厚生が整っていることと、同じ会社に長く勤められることはイコールではないと悟った」でした。
妻の反応
「遂に決めたのね、じゃあ私が支えるね」といった感じでした。
「あなたの奥様は優しすぎる」や「あり得ない!」との声が飛んできそうですが、妻が好意的だった理由は、3つあると思います。
①以前からこまめに相談していた
②妻と妻の親は商売人
③うちの妻が優しかった
以前から人間関係や、会社との仕事観のズレに悩んでいました。妻には常に相談していたから、というのもあると思います。もし逆の立場なら、事前に知っておきたいですし、収入がなくなる覚悟もしたいですよね。
「うちは、家では仕事の話はしないようにしている」という方もいると思いますが、もし今後、転職や独立を考えているなら、事前の相談はこまめにしておくことで、反応が先読みできますし、パートナーの考えを知ることもできます。
妻は技術者で、いま現在は実家にお店を構え、そこで働いています。
しかし以前は勤め(雇われ)にも出ていました。
雇われるメリット・デメリットも理解していて、ともにいろいろと考えてくれていたのかもしれません。
これは否定しません。いつもありがとうございます。
なぜブロガーなのか
なぜブロガーなのか、理由は4つです↓
①自分の人生経験が人の役に立ち、それがやがてお金になる
②維持費が年間約1万2000円のサーバー代のみで、失敗してもローリスク
③文章力というスキルが手に入る
④パソコン一つとネット環境だけあれば仕事ができる身軽さに惹かれた
人生って人の数だけありますよね。
同じような道のりはあったとしても、全く同じということはあり得ません。
そして、経験したことは、自分にとって些細なことであっても、他者にとっては大きな役割を示すこともあります。
自分の経験が読者の皆様の役に立ち、それがやがてお金になるなら、頑張ってつらい思いをして生きてきた意味が、生まれるんじゃないかと思ったからです。
会社員を辞めたら「インターネットの仕事」をするということだけ決めていました。
マイペースにやれそうなものがいいと思っていたので、「ブログ」が目に止まりました。
しかも、ローリスク、最高です。
文章力というスキルは、ブロガーを辞めてもライターなどで活かせます。可能性が広がります。
どこでも仕事ができる、これは何にも変えがたい価値があるなと、感じたからです。
今まで働く場所が決められていましたので、ずっと。
会社を辞めてまず何をやったか
辞めてから約2ヶ月は何もしないと決めて、以降は3つやりました↓
①毎日タイピング練習
②Kindle Unlimitedを契約して、アフィリエイト関連と文章の書き方の本を読み漁った
③YouTubeでブログ関連動画を観まくった
これは会社を辞める少し前からやり始めました。
ご飯を食べる前に、箸の持ち方を練習する。のちの効率アップにつながります。
今になって言えることは、「やっておいて良かった」です。
ブログで稼ぐとは?アフィリエイトとは?そもそもサイトを立ち上げるのって難しいのかな?など、イマイチ理解できていなかったので、とにかく理解するまで20冊以上は読みました。
Kindle Unlimitedは、アマゾンの本読み放題一ヶ月980円のサービスです。
これ、実際に書店で本を買うとなると、安くても500円くらいはします(中古なら100円とかでありますが、有益な本はなかなか見つからないのが現状)。2冊読めば元は取れますので、勉強したい方には本当におすすめです。
これは、ブログサイトの立ち上げ方や、ネットでできる仕事を知るため。
あと、パソコンに必要なソフト関連の操作は、動画の方がわかりやすい時もあるので、参考にしました。
会社を辞めるまで
ざっくり経緯です↓
2014年 入社
2015年 転勤
2016年 昇進
2017年 転勤
2019年 転勤
2020年 退職
最後の方は、転勤を繰り返すことで、なんとかモチベーションを保っていた感じですね。
せっかくのホワイト企業だし、安定した給料は捨てがたい。
結婚もしているし、贅沢もしたい。
でも仕事はやりがいもないし、楽しくない。
方針も違うからしんどいし改善もできない、我慢も多い。
そうだ、とりあえずは、休日を楽しもう。
YouTube・Netflixを観て、ドライブして買い物して、旅行して美味しいもの食べて・・・。
そんな思考停止状態の繰り返しで、日々やってきました。
今思えば無駄ではなかったですが、もっと早く辞めればよかったなとも思います。
未来への不安
不安もプレッシャーもありますし、これで本当に良かったのかと、自問自答を繰り返しています。
お金になるまでは、知り合いレベルの人と連絡を取りたくないですし。特に前職場の人とは。
隣の芝生はあおい、やっぱり正社員で働いてる人を見ると「辞めなければ良かったかな・・・」と思う時もあります。
この決断を後悔しないために、できることをコツコツと積み重ねてやっていく、そんな感じです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
人生に正解はないなと、つくづく思いました。
これも一つの生き方です。
私は楽しい人生を始めました。
この経験を活かして、皆さんに喜んでもらえるように。
人生に悩まれたりお困りでこのブログをご覧の方、エンタメとしてご覧の方、さまざまな方
にとって、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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