世界最小5Gスマホとして、鳴り物入りで登場したiPhone12mini。アメリカではiPhone12シリーズは好調ということで、4種類のモデルの中では「iPhone12」が一番売れているそうです。
で、iPhone12miniは、なんとiPhone12シリーズの中でも最下位。アメリカ人は手が大きいし、文字はQWERTY入力がメインだそうで。そりゃ大きい画面じゃないと打ちづらいですよね。

とはいえ「今のスマホはデカくて重いのが苦痛」、「やっぱスマホは手に収まるサイズで軽いのが良いよなぁ・・・」という方も多いですよね。
そんな方に向けて、iPhone12miniを発売日からガッツリメイン機で使い倒している私が、買うための(背中を押す)理由を紹介します。
- iPhone12miniが気になっているが、評判が気になって買い替えを迷っている
- 機種変更前に、実際に使い込んでる人の意見が聞きたい
- 今iPhone12miniを購入して使ってるけど、デメリットの解決方法を知りたい
では、いってみましょう。
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世界的にiPhone12miniは売れていないけど買う理由

早速結論から。iPhone12miniが売れてなくても買う理由は以下の通り。
- 片手操作快適
- 軽い
- 携帯性が最高
- 機動力が高い
- 小さい見た目がかわいい
一つずつ解説します。
理由①:片手快適操作

iPhone12miniを選ぶ一番の理由と言っても過言ではない、片手操作の快適性。ホームボタン付きの標準サイズのiPhone(iPhone6・7・8あたり)を使い慣れている方なら、このサイズは結構いいはずです。
おすすめポイント
iPhoneは戻るボタンがないので、各アプリでの前画面に戻る際は左端をスワイプしないといけません。その操作で重要になってくるのがスマホの横幅。横幅がちょうどいいiPhone12miniは、本当に操作性が優れています。
理由②:軽い

軽いと何が良いって以下2点。
おすすめポイント
・重さをそんなに気にせずケースを選べる
・長時間iPhoneを持っていても疲れにくい
ケースを選べるのはホント最高。耐衝撃性の高いものが欲しいけど重くなるしなぁ・・・みたいなことを悩まずにケースを選べるんです。ケース好きにはたまらない。選択肢が増えます。
あと長時間操作。電子書籍やLINEマンガ、ネットサーフィン。待ち時間の友なのに、重いとホント萎えます。でも、iPhone12miniなら・・・「軽さは正義」とはよく言ったもんだ。
理由③:携帯性が最高

ポケットの中でも謙虚なサイズ感。もちろんカバンに入れてもそんなにかさばらないので、場所取りません。どこに行くにもいつも一緒のiPhone。携帯性抜群です。
理由④:機動力が高い

すぐに取り出せてカメラ起動!みたい感じで、まごつかないんです。特に電子マネーを使うときなんかはポケットから取り出しやすいのでスマートです。カメラもLINEもインスタもサッと使える機動力の高さ、これは小型モデルならではの強みです。
理由⑤:小さい見た目がかわいい

見た目はいいに越したことはないです。愛くるしいサイズ感でTwitterでも女子に「サイズがかわいい」と言わせてしまうあたりは、素晴らしいの一言。もはやアクセサリーの一部にもなります。
ということで、ここまでiPhone12miniを買う理由を5つ紹介してきました。
ただ、こんな声もありますよね。↓

おすすめの理由はわかったけど、デメリットもあるって聞くし、その辺りが詳しく知りたいなぁ。
では、これから購入するにあたって、チェックしておきたい項目を3つ紹介します。
購入前にチェックしておきたいポイント

ここからは、購入前のチェックしておきたいポイントを解説していきます。
まずは、以下がポイント4つ↓
- モバイルバッテリーは必要か
- 画面が小さいと物足りないか
- 老眼にはどうか
- 次期モデル以降に継承していくのか
順番にみていきましょう。
モバイルバッテリーは必要か

外出先でコンテンツ消費が多い(スマホでいろんなことをする・またはしたい)方は必要。
- ゲームを頻繁にする
- YouTubeを長時間観る
- 動画を長時間撮る
- 一日に何度も電話をし、調べ物をよくする
- 上記4つを全部する
上記の方は、高速充電できるモバイルバッテリーがあるといいです。今流行りのワイヤレス充電のものは、便利なんですが結局充電が遅くて使いにくい。
なので妻が災害用に買った下記は、実際に重宝していてかなり使えます。容量が多いので本体はそんなに充電しなくていいし、コードは本体にくっついているタイプで別途コードを持ち歩く必要なし。デメリットは持ち運びには重い。でも充電が速いので、短時間でまたスマホが使えます。結局はこれになっちゃいます。
何事もスピードは命。
- お気に入り:高速充電
- デメリット:重い
- 便利:コードが付属している
電話やメール・LINEがメインで、音楽もほとんど聴かず、動画も観ないしゲームもしないという方は、モバイルバッテリーはなくてもいいと思います。

いやいや、上のコンテンツ消費が多い人みたいにガッツリは使わないけど、YouTubeやLINE・インスタを程よく見たり、たまにゲームみたいな感じの人はどうなの?

そうですね、私がまさにそんな感じの使用感なんですが、
YouTubeやLINE・インスタを程よく、たまにゲームみたいな感じの人は寝る前に10〜20%くらい
ではないでしょうか。その日の夜に充電するなら問題なさそうですね。ただし、ゲームは要注意です。種類によってはめちゃ電池が消耗し、即充電必須になります。
最近(2021/07/18現在)は、バッテリーの最大容量(iPhoneの設定→バッテリー→バッテリーの状態→最大容量で確認できます)が97%で、新品使用から9ヶ月で3%減少しています。※「フル充電したとして、新品の状態の97%程度しか充電できない」ことを指します。ちなみにこの消耗具合は、おそらく正常範囲だと思います。
通常のバッテリーは、通常の条件下で使用された場合、フル充電サイクルを 500 回繰り返した後も本来の蓄電容量の最大 80% を維持するよう設計されています。
引用元:アップル公式サイト/iPhone のバッテリーとパフォーマンス
以上のことから、使用していくと当然のことながら、バッテリーはへたっていきます。しかもiPhone12miniのバッテリーは、iPhone12シリーズの中で最も小さいバッテリーなので、他のモデルよりも消耗が早いことが予想されますので、80%を下回ってきたらバッテリーは交換した方が快適になるでしょう。
ちなみに、私の使用状況を参考程度に書いておきます。
朝8:00に100%で使い始め、YouTubeを2時間ほど観たあと、ネットで調べものを連続で2時間ほどしたら(画面はほぼ付きっぱなし)、15時過ぎには50%を切っています。
注意ポイント
ホーム画面の消灯までの時間を5分に設定していたり、ウィジェットも多く使用、そもそも画面が消灯することなく連続使用しているなど、酷使していると当然ながら電池は消耗します。まめに充電できる環境なら問題はありませんが、上記の使用環境と似ていて、充電環境がない方ならモバイルバッテリーはあった方が安心ですね。
画面が小さいと物足りないか
機種 | 画面サイズ |
iPhone3G/3GS/4/4s | 3.5インチ |
iPhone5/5s/SE(第一世代) | 4インチ |
iPhone6/6s/7/8/SE(第二世代) | 4.7インチ |
iPhone12mini | 5.4インチ |
iPhone6 Plus/6s Plus/7 Plus/8 Plus | 5.5インチ |
iPhoneX/XS/11Pro | 5.8インチ |
iPhoneXR/11 | 6.1インチ |
iPhone12Pro/12 | 6.1インチ |
iPhoneXS MAX/11Pro MAX | 6.5インチ |
iPhone12Pro MAX | 6.7インチ |
「画面が小さいと物足りないかについて」は、前に使っていた機種次第、ということにはなります。iPhone12miniは5.4インチですので、以前使用していた機種がそれ以下かそれ以上かで、印象は変わってきます。
iPhone11からの機種変更の私にとっては、「少し物足りないかな」という感じです。
- YouTubeのコメントを読みながら見たくて、縦画面で観るとき
- 横で撮った写真を縦で見るとき
- 家電製品の説明書(PDFファイル)などをネットで探して見るとき
いずれも、スマホを縦にして持った時の、「横幅」が印象を変えているイメージです。

例えば、上の画像はiPhone12miniとiPhone12に、同じサイトで同じ文字サイズ、同じ記事を表示させたものです。表示行数は数行の差がありますが、そこまで情報量は変わらないんです。
しかし、横幅が違うとその数ミリの違いで、大きく印象が変わります。下記は横幅の違いについての表です。
機種 | 横幅 | iPhone12miniとの差 |
iPhone3G/3GS | 62.1mm | -2.1mm |
iPhone4/4s/5/5s/SE(第一世代) | 58.6mm | -5.6mm |
iPhone6 | 67mm | +2.8mm |
iPhone6s/7 | 67.1mm | +2.9mm |
iPhone8/SE(第二世代) | 67.3mm | +3.1mm |
iPhone12mini | 64.2mm | – |
iPhone6 Plus | 77.8mm | +13.6mm |
iPhone6s Plus/7 Plus | 77.9mm | +13.7mm |
iPhone8 Plus | 78.1mm | +13.9mm |
iPhoneX/XS | 70.9mm | +6.9mm |
iPhone11Pro | 71.4mm | +7.2mm |
iPhoneXR/11 | 75.7mm | +11.5mm |
iPhone12Pro/12 | 71.5mm | +7.3mm |
iPhoneXS MAX | 77.4mm | +13.2mm |
iPhone11Pro MAX | 77.8mm | +13.6mm |
iPhone12Pro MAX | 78.1mm | +13.9mm |
特に注意していただきたいのが、iPhone6Plus・6sPlus・7Plus・8Plusを使用している方です。画面のインチ数は0.1インチの差ですが、先ほどから出てきている「横幅」が大きく違います。
13㎜は、数字上で見るよりかなり大きく感じる差なので、是非実機でYouTubeを縦画面で表示させてみてください。実質はほぼ同じ画面サイズですが、iPhone12miniの方が小さく感じると思います。
老眼にはどうか

小さい端末が欲しいけど、老眼が・・・という方。
老眼には…
少し目が疲れます。(私、アラフォー、一昨年くらいから軽度の老眼)
しかし、手が小さく大きい端末が苦手な私は、どうしてもiPhone12miniを使いたかったので、以下のような使い方で対応しました。

・YouTube・・・テレビに映す
・ネットで調べもの・・・本体の設定を変えて文字を拡大表示(の自動設定を)する
・Amazonで買い物・・・iPadかパソコンで選ぶ
すべてをiPhone12miniで賄いたい方は、「慣れ」と「割り切り(長時間は使わないなど)」があれば問題ないです。ただ、快適性を追求するなら、iPadやパソコン・テレビなどを併用するのがおすすめです。
次期モデル以降に継承していくのか

噂やリーク情報(確実ではない)では、今年(2021年)の9月にiPhone12miniの後継となる小型モデルがあるとされています。
以下が、iPhone12miniの売り上げが伸びなかった要因とされている分析結果(ネットで囁かれている噂や著名リーカーの話のまとめ)です。
- 世界的な需要は、小型よりも大型の方がある
- 小型=安価という風潮も拭えない(iPhone12miniは安価ではなかった)
- 2020年前半に発売したiPhone SE(第二世代)が指紋認証搭載(コロナ禍では重宝される)で安価、iPhone12mini需要の層を食ってしまった
以上のことを踏まえても、毎年小型モデルが出るかと言われれば、ビジネス的な側面から考えると(売れないのなら)難しいかもしれませんね。とはいえ次期モデルは、待望の指紋認証も搭載されると言われていますので、指紋認証が搭載された途端に人気が出たら、毎年小型モデルが出る可能性もあります。
まぁまだ噂レベルです。未来のことは誰にもわかりませんので、小型モデルが好きな方やスマートさが重要な方にとっては、毎年の登場があれば選択肢が増えて嬉しいところですね。
まとめ:iPhone12miniはスマホとして魅力あり=買ってよし!

いかがだったでしょうか。
最近は、ネガティブな情報が多いように思えたiPhone12miniでしたが、とにかくコンパクトで軽量、持ちやすくて操作性抜群の端末です。
以下がこの記事のまとめです。
- 片手操作が快適
- 軽い
- 携帯性が最高
- 機動力が高い
- 小さい見た目がかわいい
以上のことを踏まえて、
私的結論
iPhone12miniはスマホとして魅力ありまくり。買ってよし!
バッテリーのもちさえ気にしなければ、スマホとしての役割は十二分に果たしてくれます!
この記事を読んで、それならiPhone12が良いかも?!と思った方はこちらの記事をどうぞ→【iPhone12無印】片手持ち好きな私が使ってみて感じたこと
最近のスマホの大型化に嫌気がさしてきた方は、機動力抜群の端末で、新しい生活を送ってみてはいかがでしょうか。
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