LS欲しいなぁ。460と600なら燃費的には600のハイブリッドがいいよなぁ。でも故障したら高くつくだろうなぁ…。特にハイブリッドバッテリーは交換したら高くつくって聞いたことあるし…。でも欲しいなぁ。まずはハイブリッドバッテリーはいくらするんだろう?工賃も結構しそうな気がするなぁ…。
そんな疑問にお答えします。
- LSのハイブリッドバッテリーの交換に伴う費用(レクサスディーラー価格)
- LSのハイブリッドバッテリーを交換したときの筆者所有LSの走行距離
- LS中古車の賢い買い方
- 筆者は元大手中古車販売店営業スタッフ経験3年
- 現在LS600hL所有(街の中古車屋さんで購入)、自腹でハイブリッドバッテリー交換歴あり
- 過去に過走行(15万キロオーバー)型落ち高級車を乗り継いでいる(20系セルシオ→120系マークX→200系クラウン→現在)
ではいってみましょう。
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LS600hLハイブリッド バッテリー交換費用
レクサスディーラーでの交換費用は以下の通り。
- ハイブリッドバッテリー(部品代)=355,850円(税込)
- 工賃=104,940円
さて、みなさんの感想はいかがでしょうか。意見はさまざまでしょう。
日本屈指の高級ブランドの展開するフラッグシップモデルならそれぐらいはするっしょ
という意見もあれば、
国産でそれは高すぎるわ
という意見もあると思います。
ちなみにディーラー整備士曰く、「工賃はお店によって違います。うちはリーズナブルだと思います」とのこと。
次章では、「ハイブリッドバッテリー交換が必要になったときのLSの走行距離」を公開します。
LSのハイブリッドバッテリーを交換したときのLSの走行距離
私のLS、ハイブリッドバッテリー交換時の走行距離は…
152,984キロ時点
そもそも、ハイブリッドバッテリーの交換推奨時期はいつなのか、疑問ですよね。ディーラー整備士曰く、一般的には10〜15万キロで交換されているケースが多いとのこと。
結論は、「車種や乗り方、個体によって違う」です。
なぜなら、バッテリーの大きさは車種によって様々ですし、運転によってのバッテリー起動回数も違う。そして気温や保管状況によっても状態は異なります。
- 例えば…
- 近距離と長距離で使用される場合でいうと全く異なります。近場でしか使用しない場合は、バッテリー走行に切り替わる前に目的地に着いてしまい、充電される前にエンジンが停止します。
かたや、長距離走行メインの車では、日々ガンガンバッテリーが使用されます。なので、使用率だけで考えても「車種や乗り方、個体によって違う」と言えます。
次章では、LS中古車の賢い買い方を伝授します。
LS中古車の賢い買い方
では、どうすればいい個体に出合えるか。ここからは、LSの中古車の賢い買い方をお伝えします。
ポイントは以下の3つ。
- ハイブリッドバッテリー交換・エアサス故障を含む保証が付いている車を購入する
- 高年式走行距離が極力少ない個体を購入する(5年落ちまで5万キロ以下が望ましい)
- 走行距離が多い場合は、ハイブリッドバッテリーを含む高額パーツ交換済のものを選ぶ
順番に解説します。
ハイブリッドバッテリー交換・エアサス故障を含む高額保証が付いている車を購入する
LS中古車の賢い買い方のポイント1つ目は、「ハイブリッドバッテリー交換を含む高額保証が付いている車を購入する」です。
中古車販売店で車を購入する場合、以下の3択です。
- 「フルカバータイプの保証をつけて高額」
- 「保証が程よくついて普通」
- 「保証なしで安い」
ここでは迷わず「フルカバータイプの保証をつけて高額」を選ぶことをオススメします。
- なぜなら…
- LSは中古とはいえ、レクサスのフラッグシップモデルです。どの部品をとってもトヨタより高額です。「保証なしで安い」を選択すると、あとあとの修理費用が高額になることもあり、その修理費用と車両購入費用を合わせると、「こんな金額払うなら、もっと良いのが買えたじゃん」となるからです。
例えば、エアサスはディーラ整備士曰く、4本同時交換で工賃込み約100万円だそうです。足回りを替えるだけで中古車買えちゃいます。
ちなみに、「保証が程よくついて普通の価格」も危険です。
なぜならいざ故障したとなったときに、その部品が保証対象外だった場合、自腹を切らないといけなくなる可能性があるからです。
つまり、高額部品が保証されない「程よく保証」だから、お店は販売価格をある程度「普通レベル」に設定できるのです。
高年式走行距離が極力少ない個体を購入する(5年落ちまで5万キロ以下が望ましい)
LS中古車の賢い買い方のポイント2つ目は、「走行距離が極力少ない個体を購入する(5年落ちまで5万キロ以下が望ましい)」です。
高年式で低走行な中古車が良いのは分かるけど、やっぱ安く買いたい訳で…
そんな声もあると思います。
- 大事なのは、どちらにしても金のかかる車であるという認識
- 「走行距離が少ない=消耗が少ない」というのが中古車の指標でもあります。「低走行=価格が高い」となるので買う側としては迷うところではありますが、購入してから故障して修理代を払うのか、故障しにくい状態のものをお金を出して先に選ぶのか。という視点で考えるのが正解です。
特に5年落ちまでの個体を選ぶのがオススメな理由としては、新車保証の範囲が「5年10万キロまで」が基本ですので、その範囲内なら不具合箇所が無償で修理済みなことも多いから。
走行距離が「5万キロ以下」をオススメする理由は、消耗パーツの劣化がまだ少ないからです。消耗パーツの劣化によって不具合が出る箇所もあるので、劣化は少ないに越したことはありません。
走行距離が多い場合は、ハイブリッドバッテリーを含む高額パーツ交換済のものを選ぶ
LS中古車の賢い買い方のポイント3つ目は、「走行距離が多い場合は、ハイブリッドバッテリーを含む高額パーツ交換済のものを選ぶ」です。
「どうしても車両購入費用は抑えたい」、でも「修理費用がかさむのもちょっと…」という方は、最低でも以下の部品を以前のオーナーが交換しているものを選ぶと故障のリスクをおさえられます。
- ハイブリッドバッテリー
- エアコン関係
- エアサス
- アーム類
- ポイントは…
- 交換歴があるかは、整備履歴として記録簿に残っていることがあります。もし記録簿がなかったり、記録簿があっても履歴がない場合は、納品書などで確認することができます。事前にお店に確認してみると良いかも。
まとめ:LS600hL後期モデルのハイブリッドバッテリー交換は460,790円(工賃込み/ディーラーにて)
いかがでしたでしょうか。今回の記事のまとめは以下の通り。
- まとめ
- ・LS600hL後期のハイブリッドバッテリー交換は460,790円(工賃込み/ディーラーにて)
・LS中古車の賢い買い方ポイント3つ
①ハイブリッドバッテリー交換・エアサス故障を含む保証が付いている車を購入する
②高年式走行距離が極力少ない個体を購入する(5年落ちまで5万キロ以下が望ましい)
③走行距離が多い場合は、ハイブリッドバッテリーを含む高額パーツ交換済のものを選ぶ
以上のことを踏まえて、私的結論は次の通り。
私的結論
レクサスはCPO(認定中古車)で買うべし。過走行は買うとき安いけど故障したら本気で高い。いずれにしてもLSは金がかかる。後払い(街の中古車店購入)か先払い(CPO購入)、お好きな方を選ぶべし。
街の中古車屋さんで買って保証が付いていても、レクサスディーラーにて直さないといけない修理があれば心理的に持ち込みしにくいかも。なぜなら、レクサスディーラーは、新車またはCPOでの購入者とその他販売店での購入者をしっかり区別しているから。(作業待ちスペースも違う)
- そういう意味では…
- せっかくレクサスのオーナーなのに、レクサスの世界観を存分には味わえないどころか、疎外感さえ感じてしまう部分もあります。
なので、レクサス買うなら新車またはCPOがオススメ!
以上です。この記事が皆さんのお役に立つことを心より願っています。