結婚かー…言葉は幸せな響きがあるけど、実際はいい話聞かないしなぁ…。しかも自分は性格的に結婚に向いてないと思うんだよなぁ。一生独身もいいかもって思い始めてるところもあるし。でもやっぱ結婚した方がいいのかなぁ…。
こんな疑問にお答えします。
- 結婚はしてみたいが、自分は向いていないのか確かめたい
- 結婚しない人生はどんなことがあるのか知りたい
- 自由を大切にできる結婚は可能なのか知りたい
では、いってみましょう。
結婚に向いてないタイプ5選
結婚に向いていないタイプは以下の5つです。
- 行動の制限を受けたくない
- 異性に惚れやすい・飽きやすい
- 人と接するのが嫌いすぎる
- 理想の結婚を追い求めたい
- 自分の考えが絶対で曲げられない
順番に解説していきます。
行動の制限を受けたくない
ポリシーを持つことは生きる上で大切なことです。しかし、以下のような考え方だとどうでしょうか。
- 例えばこんな考え方だとしたら…
- 好きなときに好きなことをするし、してきた。よって、今後もこの姿勢を崩したくない
こういう方は、結婚はできても維持が難しいです。なぜなら結婚は共同生活ですので、互いの協力(いわゆるフォロー)が不可欠です。いつも思い通りとはいきません。
- パートナーは仕事(どうしても抜けられない)
- 自分は休み(自宅でゆっくり趣味を楽しんで過ごしたい)
- 急ぎで今日中に用意しないといけない書類がある
- パートナーにどうしても協力して欲しいと頼まれる
以上のような状況だと、あなたならどうしますか?
もちろん、長時間の拘束とかなら無理だけど、簡単なことなら協力するよ!
こんな返事が快くできるなら大丈夫かもです。しかし、これらの頼みは一度では終わりません。一生のうち何度もその機会は訪れます。お互いに困ったときは協力するのが家族だと、一般的には言われますのであまり文句も言いにくい風潮です。
行動の制限とは
「あそこに行くな」とか「「これはするな」とか、そういうアプローチだけを考える方も多いと思います。しかし、「頼まれごとも行動の制限」になります。
悪気がなくても自然に制限されるものです。これが、2人の子どものことで制限されるとなると、自分を優先することが堂々とできるでしょうか。
ということで、結婚に向いてないタイプ1つめは「行動の制限を受けたくない」でした。
他人に惚れやすい・飽きやすい
「すぐに人を好きになる方」や、「熱しやすく冷めやすい方」も結婚に向いてないです。
そもそも日本は一夫一妻制です。
隠れて不倫するくらいなら、結婚はしなくていいですね。だって結婚していない方が自由度高いですから。
ただ、今は考え方も多様化していて、結婚しているけど「恋愛はお互い自由です」っていう形もあるみたい。少数派ですが。
ということで、結婚に向いてないタイプ2つめは「行動の制限を受けたくない」でした。
人と接するのが嫌いすぎる
「もともと人付き合いが苦手」とか「新しく出会った人と仲良くなれなくて結局知り合い止まり」とかっていう方でも、結婚されている方はたくさんいます。なので、「人と接するのが苦手」っていうぐらいなら、結婚は大丈夫かと思います。
しかし、それよりもっとディープな「人と接するのがとにかく嫌」で「できる限り人と会わない生活で生きていきたいし、今までも生きてきた」という「人と接するのが嫌いすぎる方」は、結婚しない方がいいです。
- なぜなら…
- 結婚すると自分の家族だけでなく、パートナー家族との付き合いが必ず出てくるからです。完全拒否は難しく、避けては通れない道です。
ということで、結婚に向いてないタイプ3つめは「人と接するのが嫌いすぎる」でした。
理想の結婚を追い求めたい
「理想の結婚を追い求めたい方」は結婚に向いていません。
理想を追いかけて何が悪いんだ!
そんな意見もあろうかと思います。
ポイント
「結婚とはこうあるべきだ」とか「結婚してたら普通こうだよね」とか、理想やイメージ通りじゃないと嫌だという方は、結婚に向きません。なぜなら、ほとんどはその理想とはほど遠く、理想に近づきもしないからです。(夢も希望もない感じですみません)
理想が高いと完璧を目指そうとするので相手にも求めてしまう。で、ケンカも増えるし、結局理想通りにはいかないので疲れちゃいます。疲れちゃって、なんで結婚なんかしたんだろうって思うハメになる。
ということで、結婚に向いてないタイプ4つめは「理想の結婚を追い求めたい」でした。
自分の考えが絶対で曲げられない
今まで過去にしてきたケンカで、自分が折れたことはありますか?何回もそうしてきたっていう方は大丈夫です。
しかし、逆に「自分の考えが一番正しい」し、「間違うことはほとんどない」っていう方は要注意。夫婦喧嘩で折り合いをつけるには、どうしても双方の反省が必要になる場面が多いんです。
- 例えば…
- 原因が夫にあったとしても、妻が激しく怒ったことによって問題が大きくなったとします。「夫が原因なんだから、夫が謝るべきだわ!」と妻は思いますよね。でも、夫もプライドがあります。「そんな言い方されたら謝るにも謝れない。謝りたくない!」となったらいつまでもケンカは終わりません。
その場合に、妻が「言い方についてだけ」謝ることができたら、案外簡単にケンカが収まったりします。(※「妻が謝ればそれでいい」とかそういう意味ではありません。妻と夫が逆の場合でも同じです)
つまり…
「自分の考えが正しい」としても、「この部分は自分が悪かったな」とケンカの一部分でも反省できるならOKです。
逆に反省できないのなら、ケンカが長引きますしどちらも折れなくなってしまったら、そのうち「離婚」ということにつながるケースも出てくるでしょう。結婚生活をうまくやっていくには、ときに自分の考えを曲げたり、妥協や反省も必要になる場面は出てきます。
ということで、結婚に向いてないタイプ5つめは「自分の考えが絶対で曲げられない」でした。
ここまで読んでいただいた方で、以下のように思われた方もいると思います。
自分は結婚に向いてないのは分かったけど、そもそも結婚しないとどうなるの?1人で生きていくのも、最近では楽しめそうだけど?
この疑問に応えるべく、次章では、「結婚しないとどうなるか」をテーマに解説します。
結婚しないとどうなる?
結婚しないとどうなるかを、ざっくりしかイメージできない場合、以下7つを参考にしてください。
- 世間の目が厳しい
- 老後の面倒を見てもらえない
- 寂しい
- すべてのことを自分で決める
- 親を心配させる
- ケガや病気になったときに誰も世話をしてくれない
- 独身を後悔する日がくるかも
こちらも一つずつ解説します。
世間の目が厳しい
結婚しないと、世間の見る目が厳しくなっていきます。結婚には独身時代と違って「世間体」というワードが食い込んできます。なぜなら今の団塊の世代の価値観は、「みんな結婚するのが当たり前」の時代だったからです。
まぁ世代交代が進めば、この「結婚への見方」も変わっていくことが予想されます。
しかし…
現時点では「結婚できない何か問題がある人」や「モテないから残念な人」、「変人」などと勝手に想像される感じです。
結婚しないとどうなるか、1つめは「世間の目が厳しい」でした。
老後の面倒を見てもらえない
親は順当にいけば自分より先に亡くなります。老後は、結婚して子どもが生まれれば、もしかしたら配偶者か子どもが自分の世話をしてくれるかもしれません(絶対ではない)。
配偶者や子どもがいなければ、自分1人でできるところまで頑張って、1人で立ち行かなくなれば、介護施設に入るのが一般的です。要はお金を払って他人様に面倒をみてもらうということです。
ちなみに…
「結婚しない選択」をした方は、老後資金に中に「介護施設に入所して生活する費用」も入れておかないといけません。自分が老後のときは、子どもはもちろんいませんし親もいないので、自分の資金が自分を助けることになります。
結婚しないとどうなるか、2つめは「老後の面倒を見てもらえない」でした。
寂しい
「寂しさ」は言い換えれば、「孤独」です。何をするにもつきまといます。
- 友達家族と食事に行って帰宅したとき
- 親戚の集まりに行ったとき
にぎやかな場所で疲れる反面、刺激とともに安らぎがあったりします。そして、帰宅するといつもの誰もいない空間になる。これがたまらなく寂しいそうです。(私の親族談)
また、「楽しいこと・悲しいことを1人で味わう」ことも、寂しさを加速させます。仮に「1人で楽しめる」または「コミュニティを作って楽しめることがある」なら、「楽しむ」ことの問題は少ないでしょう。
ただ…
悲しいことは、友人やコミュニティ間では共有できなかったりします。
パートナーがいたらなぁ…と思う瞬間です。
結婚しないとどうなるか、3つめは「寂しい」でした。
すべてのことを自分で決める
当たり前ですが、すべてのことを自分1人で決めます。友人や親がいる間は相談もできますので、頼れます。しかし、ゆくゆくはすべてを1人で決めることになりますので覚悟が必要。というか、友人や親がいようとも、なんでも1人で決める癖を早いうちからつければOKです。
結婚しないとどうなるか、4つめは「すべてのことを自分で決める」でした。
親を心配させる
「世間の目」との違いは、「本気度」です。親はいつまで経っても子どもを心配するもんです。なぜなら、生まれたての赤ちゃんで、何もできない頃から世話をしてきています。
一気に大きくなったのではなく徐々に徐々に大きくなり、それでもまだ子ども。いつまで経っても子どもは子どものまんま。真っ当な人生を歩んで幸せになってほしい。ずっと願っています。
親が感じる不安
「結婚しない選択」が幸せなのか?「配偶者なし」で本当にうまくやっていけるのか?
日々こんなことばかり考えていたら、心労がたたって病気になることもあり得ます。その覚悟も必要です。
結婚しないとどうなるか、5つめは「親を心配させる」でした。
ケガや病気になったときに誰も世話をしてくれない
遠い将来だけでなく、ケガや病気は若くてもありますよね。そのときに、身の回りの世話をしてくれる人がいないということです。
すでに一人暮らしをしている方は分かりますよね。普通に大変です。これが、体が年老いてダメージが今より重くなりますので、相当キツくなります。
結婚しないとどうなるか、6つめは「ケガや病気になったときに誰も世話をしてくれない」でした。
独身を後悔する日がくるかも
今は、未来に「孤独を感じるかも」とすら思わないでしょう。なぜなら結婚を、メリット・デメリットで判断する余裕があるからです。
ですが、ずっと1人のまま何十年も過ごし、親をなくし兄弟とも疎遠。そうなれば、後悔する日がくるかもしれません。
後悔というのは…
理屈や考え方で感じるだけのものではありません。
年老いたときに、感性で「寂しい」となれば、それはどうしようもない後悔になります。その覚悟も持てるかどうかは重要です。
結婚しないとどうなるか、7つめ最後は「独身を後悔する日がくるかも」でした。
ここまで読んでいただいた方で、以下のように思われた方もいると思います。
独身をあらためて考えると、少し怖い…。でも自分は結婚に向かないタイプだけど、それでも結婚するという選択肢はないのかな?
次章では、このような疑問に答えていきます。
独身のメリット「自由」を大切にしつつ結婚する4つの方法
独身のメリット「自由」を大切にしつつ結婚する方法は、前提条件が以下の通り。
- 互いに同じ考えであること(考えが違うと、どちらかが不満になるから)
- 結婚の一般常識を捨て2人だけのルールにする(2人が納得していれば非常識でもOK)
- 共働きであること(相当なお金持ち以外は、2人のパワーバランスが取れないから)
以上の3つの条件を満たした上で、以下の方法が有効になります。全部で3(細かく言うと4)つあります。
・干渉し合わない
①別家計にする(お金)
②趣味を理解する(時間)
・家事を不公平なく分担する
・子どもは互いの納得の上つくる
順番に一つずつ解説します。
干渉し合わない
自由を感じるための最も大きな2つの要素は、「お金と時間」です。そして、この2つの要素を「干渉し合わない」ことで自由を手にいれられます。以下2つが具体的な方法です。
別家計にする(お金)
夫と妻の家計を別にすることで自由が叶います。くり返しにはなりますが、「干渉しあわない」ことが必須条件です。
趣味を理解する
趣味と趣味に使う時間を互いに理解しましょう。何時に帰るとかどこに行くとか、多少でも知っておきたいなら、詳細を聞かずに大まかな情報でとどめておいてください。そこから先は「干渉」になるからです。
あなたが理解して欲しいように相手もあなたに理解を求めてくるでしょう。
ということで、独身のメリット「自由」を大切にしつつ結婚する方法1つめは、「干渉し合わない」でした。
家事を不公平なく分担する
家事は「不公平なく」分担しましょう。不公平が出るとケンカになりますし、趣味の時間(自由)も減ります。もちろん、分かってはいても、平等を保てない状況のときもあるかもしれません。そのときのために、あらかじめルールを決めておくと、揉めずに済みます。
- 例えば…
- 自分のやるべき家事を3回代行してくれたら、15,000円の旅行をプレゼントする
上記のような感じ。このルールのポイントは、「できなかったこと」に対して「ポジティブなお返し」をすることです。もしこれが「ネガティブなお返し」だと2人の関係に不満が出る「型」になってしまう恐れがあります。
- 悪い例…
- 自分のやるべき家事を3回代行してくれたら、15,000円の罰金を払う
上記のようなルールにしてしまうと、「忙しくできないんだから、仕方ないのに、なんで罰金なんだよ」と、すぐにではなくても徐々に不満が溜まっていく可能性があります。しかし、ポジティブなお返しだと、代行した本人も喜んで手伝えるし、やってもらっと本人も「ありがとうの印」として感謝に変換できるのでおすすめです。
ということで、独身のメリット「自由」を大切にしつつ結婚する方法2つめは、「家事を不公平なく分担する」でした。
子どもはつくらない(つくるということは自由は奪われるということ)
結論からです。自由を大切にしながら結婚するなら、「子どもはつくらない」ことが近道です。なぜなら、何もできない子どものサポートをするのは基本的には親になりますし、育てるには「子どもにかける時間」が必要だからです。特に小さい頃は、趣味などを自由にできる時間はほとんどなくなってしまいます。
大前提
「子どもをつくること=個人の自由が奪われること」
特に、女性の負担が増えます。理由は「授乳・寝かしつけ・あやす」にあります。例えば、授乳は母親にしかできません。寝かしつけは父親でもOKですが、まれに母親でないと泣き止んでくれないこともあります。あやすことは寝かしつけ同様父親でもいいんですが、「母親でないと…」の場面がやはりあります。夫婦間でどうしても不公平感は出てしまいます。
でも、どうしても「子どもが欲しい」となれば、下記のことを夫婦で深く理解し、双方が納得するまで話し合うことをおすすめします。
- 子どもをつくること=個人の自由が奪われること
- 妻(母親)の負担が増える
- 妻の負担をどう夫はカバーするのか
ということで、独身のメリット「自由」を大切にしつつ結婚する方法3つめは、「子どもはつくらない」でした。
まぁ努力は必要だけど、自由を満喫しながら結婚もできないことはないみたいね。でも、なんか結婚して頑張ってダメになったらどうしよ…。
離婚って世間体も悪いだろうし、うまくやる自信無くなってきたな。みんなどうしてるのかな…?
最後に、上記のような疑問にお答えして最後の章にします。
離婚は悪いこと?世間の見方は昔と変わってきている
一昔前は白い目で見られたが、今は3組に1組が離婚する時代。離婚はもはや普通です。
いくら話し合ったって理解し合えないこともあり、結局どちらかだけが我慢することも出てくるかもしれません。そのときは離婚してしまえばいいんです。理解し合えないことを怖がっていては、結婚はできません。
相手の親戚ともほとんどは結婚しないと会わないわけで、結婚してからの人間関係も、結婚してからでないと分かりません。
なので、飛び込んでみてダメなら離婚すればいい。それくらいの覚悟でいくほうがいいです。一度きりの人生ですから。
まとめ:パートナーと価値観の確認をしてみよう
いかがでしたでしょうか。今回のまとめは以下の通り。
- 行動の制限を受けたくない
- 異性に惚れやすい・飽きやすい
- 人と接するのが嫌いすぎる
- 理想の結婚を追い求めたい
- 自分の考えが絶対で曲げられない
- 干渉し合わない
- 家事を不公平なく分担する
- 子どもは互いの納得の上つくる
まずは、あなたがどういうタイプか、理解されたのではないでしょうか。
結婚をなんとなくでも意識された方は、手始めにパートナーに「自分がどうしたいのか」を伝えてみるのも良いかもしれませんね。そしてパートナーはどうしたいのかの意思確認をして、未来のすり合わせをしてみてください。
パートナーがいない方で結婚を意識されている方は、パートナーができたときに、自分の考えを言葉にできるように、頭を整理しておくといいですね。
「結婚はもういいや」と思われた方は、自由な人生を謳歌してくださいね。
今は多様性の時代です。選択肢は無限大。死ぬ間際に「この人生で良かった」と思える生き方に巡り合うことを、心より願っております。